Volume Thirty-Eight
¥1,650
特集:大自然〜 荒野で安らぎを見つける〜
「すべての接触には痕跡が残る」というのは犯罪理論における原則ですが、これは人と自然の関係においても同じです。秋号の特集「大自然」では、新たな方法で自然と触れ合っている方々をご紹介します。
スコットランドのハイランド地方を「再野生化」することを使命とする自然保護活動家、トーマス・マクドネル。アフリカからアメリカに奴隷として連れてこられた人々の証を自然のなかから発掘するため、奴隷船の残骸が沈むカリブ海に潜り、海底調査を行っているアメリカの考古学者、アヤナ・オミラデ・フレウェレン。NYのハイラインパークをデザインした宿根草ガーデンの第一人者、ピィト・アゥドルフ。
今回お話を聞いたすべての方が口をそろえて言うのは、アウトドアの職業を選んだのは責任感だけでなく、自然に身を置くことが何よりも大きな喜びをもたらしてくれるから。
この号が、読者の皆さんが外に出て、周りの景色を新たな視点で見るきっかけになることを願っています。
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