建築家の伊丹 潤にとって、風の強い韓国の済州島は聖域だった。1937年に東京で韓国人の両親のもとに生まれ、日本で育った伊丹は、しばしば韓国人と日本人というアイデンティティの狭間にいることを感じていた。朝鮮半島の南、日本の西に位置する済州島は自然と第二の故郷となり、その険しい風景に安らぎを見出した。 2000年代、つまり人生の最後の10年間に、伊丹はここでもっとも美しく、高い評・・・・・・ 続きは誌面にしてお楽しみください。 TwitterFacebookPinterest こちらの記事は Kinfolk Volume 46 に掲載されています 購入する Related Stories Arts & Culture Volume 36 セルアウト 迷路のように入り組んだ芸術とお金のモラルについて。 Arts & Culture Films Volume 33 ファン・ビンビン 中国の顔となった女性。 Arts & Culture Music Volume 45 Googoosh / グーグーシュ ペルシャポップの女王との貴重な謁見。 Arts & Culture Volume 40 アリス・シェパードと舞う 身体と対話するためのダンスについて。たとえそこに痛みが伴うとしても。 Arts & Culture Volume 29 マリオン・モタン 人気振付家のモタンが、自身の信念である“直感のムーヴメント”について、さらにマドンナのツアーに同行したことで心が壊れかけた理由をダフネ・デニスに語る。 Arts & Culture Volume 44 エミリー・ガーニルド デンマークの画家が、古き媒体に新たな息吹を吹き込む。
Arts & Culture Volume 29 マリオン・モタン 人気振付家のモタンが、自身の信念である“直感のムーヴメント”について、さらにマドンナのツアーに同行したことで心が壊れかけた理由をダフネ・デニスに語る。