オリヴィエとグラディス・シェネル夫妻が 暮らすパリのアパルトマンに置かれた17世紀 の大理石のコンソールテーブルの上には、 数々のオブジェが丁寧に並べられている。2 世紀の大理石の頭部像、古代ローマ遺跡の柱 の一部、パブロ・ピカソ作の陶器の鳩、アダル ベルト・リベラのマラパルテ邸からフランソ ワ・アラールが撮影した地中海沿岸の写真 ……。歴史的な街の中心部にあるこの家は、美術品、オブジェ、古代遺物などが織りなす折衷 的な美しさで埋めつくされている。 彼らは創造的な共同作業に よってこれらの品々を収集して いる。その方法を理解するカギ は、イギリスのアーティスト、 ジョン・ステザカーの小さな作 品にある。玄関に飾られている この作品は、2枚のモノクロ写真 を1枚の男女のイメージに見え るように組み合わせの……. 続きは誌面でお楽しみください。 TwitterFacebookPinterest こちらの記事は Kinfolk Volume 38 に掲載されています 購入する Related Stories Interiors Volume 47 ヴィラ ・ヴェントラム 近代イギリスにおける古代ローマの遺跡。 Interiors ホームツアー ヴィラ・ヴォルマン ボヘミアの中心にある機能的な邸宅。 Arts & Culture Interiors Volume 43 ホームツアー:ATELIER VIME 伝統クラフト復活のきっかけとなったプロヴァンス地方の邸宅を訪問。 Interiors Volume 39 中世モダン 中世モダン: デザイナーが暮らすフィレンツェの静かな邸宅。 Interiors くつろげる場所:ロベルト・バチョッキ 建築家として仕事に追われるロベルト・バチョッキは家でくつろぐことが好きだ。 Interiors Volume 44 カーサ・コーン エクアドルにモダニズムをもたらした家。