ベツレヘムのすぐ西にあるパレスチナ古代 の村バティールの丘には、段々畑が広がって いる。静かな日陰にあるつる棚から垂れ下が るブドウの房。その向こうには、石垣やオリー ブ畑、ローマ時代の灌漑システムなど、古代の風景が見渡せる。この景色はまさに生きた歴 史である。この地で今も行われている伝統的 な農法が2014年に評価され、バティールはユネスコ世界遺産に登録された。 しかしながら、谷間のさらに奥には、イスラエル占領下のヨルダン川西岸とエルサレムを 隔てる有刺鉄線のフェンスという、より最近 の歴史を象徴する痛ましいものがある。 イ スラエル軍は、ガザやヨルダン川西岸地区の パレスチナ人農家たちが収穫期にイスラエル側に立ち入るのを、安全保障上の懸念という理由でしばしば阻止している。近年、イスラエ ル人入植者たちは …… 続きは誌面でお楽しみください。 TwitterFacebookPinterest こちらの記事は Kinfolk Volume 43 に掲載されています 購入する Related Stories Arts & Culture Volume 49 ラエド・カワジャ ウェルネスのスタートアップ企業OPENのCEOとともに過ごすひととき。 Arts & Culture Design B.V. Doshi インド人建築家として初めて建築界のノーベル賞と言われる「プリツカー賞」を2018年に受賞したバルクリシュナ・V・ドーシ。 Arts & Culture Food Volume 46 ソウルのカフェ ソウルでちょっと一休み。 Arts & Culture Volume 38 エイドリアンのヨガ 自分らしいフローをようやく見つけたヨガの女王。 Arts & Culture Volume 31 アビー・スタイン ユダヤ教のラビ(指導者)アビー・スタインが、自身の性転換、伝統との向き合い方、さらにユダヤ教超正統派コミュニティから離脱した過去について語る。 Arts & Culture Volume 40 ウォルト・オデッツのセラピー 誰だって自分の人生から傷を負う。さらにゲイの男性たちは、自分たちのコミュニティの傷跡をも抱え込んでいる。臨床心理士で作家のウォルト・オデッツは、彼らの心の傷を癒すためにバークレーでセラピーを行っている。
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