マサチューセッツ州ケンブリッジにあるハーバード大学デザイン大学院から車でほど近いボストンに構える自身の事務所でのキャンティ。 ショーン・キャンティの建築家としての活動 は、建物の設計にとどまらない。ハーバード大 学デザイン大学院の教授としての仕事と、自身 の名を冠した建築事務所の両方を通じて、建築 が持つ従来の限定的な役割の壁を取っ払おうとしている。 「かつては、建築家とは造形的なフォルムに取 り憑かれた唯一無二の天才でした」とキャン ティは話す。「そして今、私たちは気候や平等性 の問題と折り合いをつけつつあり、既存の建築 物を改めて見直すようになっています。パンデ ミックやジョージ・フロイド…… 続きは誌面でお楽しみください。 TwitterFacebookPinterest こちらの記事は Kinfolk Volume 44 に掲載されています 購入する Related Stories Design Interiors Volume 44 アクセル・フェルフォールド 究極の審美眼が宿る城塞。 Design Partnerships 再び集う フリッツ・ハンセンとのパートナーシップによる、小さな集いの再来。 Design アーカイブ: シャルロット・ペリアン モダニズムがただの美意識のムーブメントではないと熟知していたシャルロット・ペリアンの目的は、より美しい建物をつくることではなかった。 Design Volume 44 インガ・サンペ 人々に作品を購入してもらいたいと願うフランス人デザイナー。 Design Interiors Volume 35 フェルナンド・カルンチョ 庭園は自然物と人工物の中間にある存在。ジョージ・アプトンがこのふたつの間を取り持つ造園家を訪れた。 Design Volume 34 仕事場: ORIOR ブライアン・ウンがニューヨーカーに愛される家具を生み出す アイルランド人一家に出会う。