ニューヨークのチャイナタウンにあるジャンカーロ・ヴァレが率いるイ ンテリアデザイン事務所には、さまざまな世界が広がっている。スタジオ 中に散らばっているドールハウスのような模型の内部には、丸みを帯びた ミニチュアのソファやコーヒーテーブル、ポケットサイズのランプや花 瓶、ポストカードほどの大きさの衝立や絵画が収められている。これらの 模型は、ヴァレの進行中のプロジェクトを緻密に表現している。コネチ カットの郊外に建てる住宅の模型には、クライアントが所有する有名建築 家がデザインした名作家具の膨大なコレクションが細かく再現されてお り、ヴァレはこれらの家具の配置を含めた全体の設計に取り組んでいる。 棚に置かれたものの中で一際目を引くのは、粘土で作った動物や道具など の小さなアイコンを壁と天井一面に散りばめた、細部まで作り込まれた部 屋の模型。これは中止になったプロジェクトだが…… 続きは紙面にてお楽しみください。 TwitterFacebookPinterest こちらの記事は Kinfolk Volume 37 に掲載されています 購入する Related Stories Arts & Culture Volume 29 マリオン・モタン 人気振付家のモタンが、自身の信念である“直感のムーヴメント”について、さらにマドンナのツアーに同行したことで心が壊れかけた理由をダフネ・デニスに語る。 Arts & Culture Interiors Volume 43 ホームツアー:ATELIER VIME 伝統クラフト復活のきっかけとなったプロヴァンス地方の邸宅を訪問。 Design Volume 34 ディエベド・フランシス・ケレ ブルキナファソの小学校から世界へ。ロマンと実用性を融合させた建築家。 Design Volume 46 アラン・ヴォーン=リチャーズ邸 都市化が進むラゴスの一角に存在感を示す実験的な住居。ひとりの建築家のアイデアとここで暮らした家族の静かな記念碑として、今なお佇む。 Interiors Volume 38 ホームツアー: オリヴィエ&グラディス・シェネル 古代美術で彩られたパリのアパルトマンで繰り広げられるパ・ド・ドゥ。 Design Volume 35 ライトスナック 光り輝くゼリーを祝して。
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