インダストリアル・ファシリティのオフィスの 整然としたミーティングルームから眺めるロ ンドンの街並みは、時代と建築様式が入り組 んだパッチワークのようだ。「この景色にイン スピレーションを感じています」。スタジオ の共同設立者であるサム・ヘクトは、クラーケ ンウェルのスカイラインを見渡してこう話 す。クリーンで精密なデザインアプローチで 知られるデザイナーの発言としては驚きだ が、この考え方こそが同スタジオの本質的な 姿勢を物語っているのかもしれない。「私たち は日常の中にあるシンプルさ・・・・・・ 続きは誌面でお楽しみください。 TwitterFacebookPinterest こちらの記事は Kinfolk Volume 49 に掲載されています 購入する Related Stories Design Volume 34 仕事場: ORIOR ブライアン・ウンがニューヨーカーに愛される家具を生み出す アイルランド人一家に出会う。 Design Volume 50 バーバー & オズガビーの仕事場 ロンドンのデザインデュオが30年にわたる友情とコラボレーションを語る。 Design アーカイブ: シャルロット・ペリアン モダニズムがただの美意識のムーブメントではないと熟知していたシャルロット・ペリアンの目的は、より美しい建物をつくることではなかった。 Design Fashion Volume 36 Hermès: IN THE MAKING Hermèsが誇るシルクスカーフの歴史を紐解く。 Design Interiors Volume 35 フェルナンド・カルンチョ 庭園は自然物と人工物の中間にある存在。ジョージ・アプトンがこのふたつの間を取り持つ造園家を訪れた。 Design Interiors ホームツアー: ニュー・パレス グジャラートの西部に位置する静かな町、モルヴィ。ライターのコマル・シャルマがそこで発見したのは風光明媚なアールデコの宮殿だった。