デザイナーのインガ・サンペにとって、ミニ マリズムとはやるべきことをやらないことへ の言い訳だ。「気取っているし、恐ろしくつまら ない。その上、説教じみています。私はマキシマ リズムの方が好きです。どちらの信奉者でもありませんが」とパリ10区にある自身のスタジオ でお茶を飲みながら語る。目の前のスケッチブックにはペン画や鉛筆描きのスケッチが残され、思いついた言葉がページの端に走り書きされている。どれも作品のアイデアを練っているときに浮かび上がってくる「実にひどいもの」の一部だそうだ。 サンペは言葉をオブラートで包むタイプではない。それは話題が自身のスケッチや業界についてであろうと、あるいは人々の生活でデザ インが果たすべき役割についてであろうと関係ない。Ligne Roset、HAY…… 続きは誌面でお楽しみください。 TwitterFacebookPinterest こちらの記事は Kinfolk Volume 44 に掲載されています 購入する Related Stories Design Interiors Volume 36 ヴィンセント・ヴァン・ドゥイセン カルト的な建築家の自宅にて。 Design Interiors Volume 35 フェルナンド・カルンチョ 庭園は自然物と人工物の中間にある存在。ジョージ・アプトンがこのふたつの間を取り持つ造園家を訪れた。 Design Interiors ホームツアー: ニュー・パレス グジャラートの西部に位置する静かな町、モルヴィ。ライターのコマル・シャルマがそこで発見したのは風光明媚なアールデコの宮殿だった。 Design Volume 44 デザインスタジオHALLEROED スウェーデンの店舗空間を創造する非凡なデュオ。 Design Interiors Volume 31 仕事場: Green River Project アート界からデザイン界へ転身を図ったGreen River Projectのアーロン・アウジュラとベン・ブルームスティーンをご紹介。 Design Volume 46 アラン・ヴォーン=リチャーズ邸 都市化が進むラゴスの一角に存在感を示す実験的な住居。ひとりの建築家のアイデアとここで暮らした家族の静かな記念碑として、今なお佇む。
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