デザイナーのインガ・サンペにとって、ミニ マリズムとはやるべきことをやらないことへ の言い訳だ。「気取っているし、恐ろしくつまら ない。その上、説教じみています。私はマキシマ リズムの方が好きです。どちらの信奉者でもありませんが」とパリ10区にある自身のスタジオ でお茶を飲みながら語る。目の前のスケッチブックにはペン画や鉛筆描きのスケッチが残され、思いついた言葉がページの端に走り書きされている。どれも作品のアイデアを練っているときに浮かび上がってくる「実にひどいもの」の一部だそうだ。 サンペは言葉をオブラートで包むタイプではない。それは話題が自身のスケッチや業界についてであろうと、あるいは人々の生活でデザ インが果たすべき役割についてであろうと関係ない。Ligne Roset、HAY…… 続きは誌面でお楽しみください。 TwitterFacebookPinterest こちらの記事は Kinfolk Volume 44 に掲載されています 購入する Related Stories Design アーカイブ: シャルロット・ペリアン モダニズムがただの美意識のムーブメントではないと熟知していたシャルロット・ペリアンの目的は、より美しい建物をつくることではなかった。 Design Volume 49 ホームツアー フレイ・ハウスII パームスプリングスのモダニズムの精神的中心となった質素な住宅の内部。 Design Volume 35 ライトスナック 光り輝くゼリーを祝して。 Design Volume 44 デザインスタジオHALLEROED スウェーデンの店舗空間を創造する非凡なデュオ。 Design Volume 34 仕事場: ORIOR ブライアン・ウンがニューヨーカーに愛される家具を生み出す アイルランド人一家に出会う。 Design Fashion Volume 36 Hermès: IN THE MAKING Hermèsが誇るシルクスカーフの歴史を紐解く。