昼下がり、ブノワ・ロージーとアンソニー・ ワトソンの愛犬アルマは、プロヴァンス様式 の自宅の片隅ですやすやと眠っている。時折、 庭の鳥のさえずりに反応して耳をピクピクさ せる。フランス窓から差し込む陽の光が、ア ラベスク模様のタイル床と黄色い石灰の壁が 印象的な部屋を暖かく照らす。18世紀製の オービュッソンのタペストリーが、内側から 光を放っているかのごとく黄金色に輝いてい る。そこには絵画のような美しい風景が織られている。照りつく太陽の光に満ちた南フランスが、何世紀にもわたり芸術家たちの想像力をかき立ててきたのは、決して不思議なこ とではない。 ここは「夏のサロン」と呼ばれている部屋。 採光の良さと室内の色調からそう名づけられ ている。家の反対側には雪のように白い壁の 「冬のサロン」もあるが …… 続きは誌面でお楽しみください。 TwitterFacebookPinterest こちらの記事は Kinfolk Volume 43 に掲載されています 購入する Related Stories Arts & Culture Food Volume 44 イモジェン・クォック 食べ物で遊ぶアーティスト。 Design Interiors Volume 36 ホームツアー: ローズ・ウニアック ロンドン中心部にあるエレガントなパラッツォ。 Arts & Culture Food Volume 46 ソウルのカフェ ソウルでちょっと一休み。 Arts & Culture Fashion Volume 31 NEEDLE WORK 古代から伝わる刺青の芸術性が浮き彫りにされている、現代のソウル。 Arts & Culture Volume 36 スペースインベーダー ローマのアトリエで制作されたユニークな間仕切り。 Arts & Culture Volume 48 教会には償いの責任がある 神学者エケミニ・ウワンは、 愛する教会が人種的暴力に加担してきた責任を 追及している。