スコットランドのハイランド地方を訪れる 人は、眼の前に広がる風景を「手つかずの自然 の姿」だと感じることだろう。イギリス最北 端のこの地では、住民よりもアカシカの数の 方が多く、最寄りのスーパーマーケットに行 くのに1日がかりになることも珍しくない。こ の地方の自然は広大かつ残酷だ。泥炭地、凍て つく湖、つねに雨を降らせる空に向かってそ びえ立つ岩石だらけの山々。平原を覆う低木 のヘザーより背の高い植物はほとんど育たな い。日帰りのハイキングをしただけでも、なん とか生き延びることができたと感じられる場 所だ。 ロマンを感じるほど荒涼とした景観にひと つ大きな問題があるとしたら、それがハイラ ンド地方の「真の姿」ではないということだ。 今年の5月、私はケアンゴームズ国立公園を 訪れ、トーマス・マクドネルと1日を過ごした。 彼は、ハイランド地方の……. 続きは紙面でお楽しみください。 TwitterFacebookPinterest こちらの記事は Kinfolk Volume 38 に掲載されています 購入する Related Stories Arts & Culture Design B.V. Doshi インド人建築家として初めて建築界のノーベル賞と言われる「プリツカー賞」を2018年に受賞したバルクリシュナ・V・ドーシ。 Arts & Culture Volume 53 ニコラス・カリナン 大英博物館館長との接見。 Arts & Culture Volume 54 自分らしく着こなす ファーリー・ウィークエンド・アトランタへの招待状。 Arts & Culture Volume 40 タトゥーアーティストDR. WOO LAで爪痕を残すタトゥーアーティスト。 Arts & Culture Interiors Volume 43 ホームツアー:ATELIER VIME 伝統クラフト復活のきっかけとなったプロヴァンス地方の邸宅を訪問。 Arts & Culture Volume 52 言葉 ドゥグナッド 人手は力なり。